
デジタル家電
【2025年】おすすめの除湿機25選|衣類乾燥に最適な人気商品を解説
2025.06.13
カビを対策し、快適な湿度をキープしてくれる除湿機。空気がジメジメする梅雨に活躍するアイテムだが、近年は衣類乾燥を目的に、年間を通じて稼働させる人が増えている。
衣類乾燥ができる除湿機は、部屋干しした衣類を素早く乾かすのに便利。乾燥機だと傷んでしまうデリケートな衣類を手軽に乾かせるほか、生乾き臭の対策にも欠かせない。清潔感のアップにも貢献してくれるだろう。
除湿機は夏場に活躍するコンプレッサー方式が人気だが、冬にも使いやすいデシカント方式やハイエンドモデルに多いハイブリッド方式など、選択肢はさまざま。そこで今回は、衣類乾燥におすすめの除湿機を紹介する。選び方も解説するため、ぜひ購入の際の参考にしてほしい。
衣類乾燥に適したモデル多数!除湿機のおすすめ25選
数ある除湿機のなかから、おすすめのモデルを25種類ピックアップした。「コンプレッサー方式」「デシカント方式」「ハイブリッド方式」「ペルチェ方式」のタイプ別に紹介する。
ジメジメした空間にぴったり「コンプレッサー方式」
1.【不快臭を抑制】シャープ 衣類乾燥除湿機 CV-P71

参考価格:29,800円/photo by 楽天市場
約2人分の衣類乾燥に適した、コンパクトな除湿機。A4サイズ程度の狭いスペースに設置できるため、洗面所やクローゼットの除湿にも適している。24時間連続排水に対応しており、水捨ての手間を省きたい人にもおすすめだ。
シャープ独自の空気清浄技術「プラズマクラスター7000」を搭載しており、生乾き臭を抑えるほか、タバコの付着臭や付着汗臭なども抑える。スーツやジャケットなど、洗いにくい衣類の消臭にも活躍する。
2.【部屋干し品質向上に貢献】コロナ 衣類乾燥除湿機 CD-WH1824

参考価格:48,480円/photo by 楽天市場
除湿量18L/日のハイパワー除湿を謳う、コロナの衣類乾燥除湿機。メインとサブの速乾Wルーバーにより、衣類の状況に合わせてさまざまな気流で乾燥できる。洗濯物が大量な際にも、厚手の衣類を乾かしたい時にも心強い。スポット乾燥により、タオルをふんわり乾燥させられる点も嬉しい。
また、コップ1杯の水を入れるだけで、本体の汚れを洗い流す「アクアドロップ洗浄Self」を搭載。メンテナンスの手間を軽減したい人に注目の機能だ。5.5Lの大容量タンクを搭載している点も特徴。連続運転時間が長いうえに、排水の頻度が少なく済む。
3.【節約モードでお得に除湿】コロナ 衣類乾燥除湿機 CD-P6324

参考価格:22,800円〜/photo by 楽天市場
ランニングコストを抑えたい人におすすめの、コンプレッサー方式の衣類乾燥除湿機。標準モードと節約モードを搭載しており、節約モード運転時は電気代を約40%抑えられる。除湿能力は、6.3L/日。しっかり除湿を叶える点もポイントだ。
風向きを調節できるプチルーバー付きで、効率良く衣類を乾かせる点も魅力。本体に搭載したフィルターが、捕集したウイルスや菌を抑制するため、清潔をキープしやすい。フィルターは10年交換不要。
4.【洗濯物が多い家庭におすすめ】三菱電機 除湿機 MJ-P180SX-W

参考価格:39,278円/photo by 楽天市場
除湿能力18L/日(50Hzでは15.5L/日)を誇る、パワフルな除湿機。除湿面積の目安は、戸建木造和室で23畳、戸建プレハブ洋室で35畳、集合住宅洋室で45畳(50Hzではそれぞれ19畳、29畳、39畳)と、広い空間に対応している。衣類乾燥モードを搭載しており、洗濯物が多くなりがちな子育て世帯にもぴったりだ。
室温が15℃以下の場合は、気温が低くても、除湿量を確保する「冬モード」がおすすめ。除湿機の背面を窓に向けて設置すれば、結露対策にも活躍する。浴室の湿気を乾かす「浴室カビガード」や、衣類乾燥を静かに行う「夜干し」など、使用シーンに合わせてモードを使いわけられる点もポイント。大容量タンクや水捨て不要の連続除湿など、利便性も高い。
5.【すっきりとしたコンパクトデザイン】アイリスオーヤマ 衣類乾燥除湿機7L IJC-P70

参考価格:16,980円/photo by 楽天市場
幅244×奥行233×高さ430mmのコンパクトサイズで、さまざまなスペースに置きやすい衣類乾燥除湿機。リビングはもちろん、寝室やクローゼットの除湿にも適している。シンプルで、インテリアを邪魔しないデザインも魅力だ。
上下約90°で調節できるルーバーが付いており、衣類乾燥にもおすすめ。自然乾燥の約1/4の時間で洗濯物を乾かせる。コンプレッサー方式で、電気代を抑えながら使用できる点もポイント。
6.【加湿・集塵・脱臭も可能】ダイキン 除加湿ストリーマ空気清浄機 MCZ704A-T

参考価格:142,024円/photo by 楽天市場
除湿だけでなく、加湿、集塵、脱臭機能を搭載した万能型空気清浄機。365日毎日快適な空気に整えたい人にぴったりのアイテムだ。「おまかせ運転」では、除湿と加湿を自動で切り替え、空気を清浄しながら湿度をコントロールする。加湿後に除湿をすることで、壁紙やカーテンのニオイを除去する嬉しい機能も搭載している。
除湿機能には、コンプレッサー式を採用。衣類乾燥にも対応しており、清浄機能を備えていることから、生乾き臭の低減にも役に立つ。スマホと連携させて、遠隔操作も可能。
7.【手軽さと性能のバランスが魅力】山善 衣類乾燥除湿機 コンプレッサー式 EDC-H601/YDC-H120

参考価格:15,800円〜/photo by 楽天市場
部屋に置きたくなるデザインにこだわった、コンプレッサー方式の除湿機。カラーバリエーションは、「マットホワイト」「ライトグレージュ」「ダークグレー」。それぞれ、除湿能力6Lと12Lの2タイプから選択できる。
衣類モードを搭載しており、部屋干しの際にも活躍。手動調節できるルーバーが付いているため、洗濯物にピンポイントで風を当てられる。「切タイマー」や「チャイルドロック」などのプラスの機能も充実。手頃な価格も魅力のひとつだ。
8.【リーズナブルでもしっかり除湿】タンスのゲン コンプレッサー式 除湿機 衣類乾燥付き

参考価格:12,999円〜/photo by 楽天市場
パワフルな除湿力と省エネ性能をどちらも求める人におすすめの除湿機。タイプやHzによって異なるが、最大対応畳数が24〜30畳と広く、リビングでもしっかり性能を発揮する。そのうえ、電気代や本体価格がリーズナブルな万能型だ。
除湿方式は、夏に最も力を発揮するコンプレッサー方式を採用。周囲の温度が16℃以下になると、状況に応じて霜取りを行う機能が付いているため、冬の使用も問題ない。
衣類乾燥モードは、洗濯物をパリっと乾かすのに重宝する。キャスターや取っ手が付いており、室内での移動もスムーズだ。連続排水にも対応しており、使い勝手に優れている。
9.【長く愛用できるタイムレスなデザイン】TWINBIRD 衣類乾燥除湿機 JS-E955W

参考価格:23,455円〜/photo by 楽天市場
燕三条に根差してものづくりを行う「ツインバード」の衣類乾燥除湿機。除湿能力が高く、4Lの大容量タンクを搭載しているため、たっぷり除湿できる。コンプレッサー方式で、電気代を抑えやすいのもポイントだ。
A4用紙程度のスペースがあれば、設定できるコンパクトサイズ。操作パネルは至ってシンプル。直感的に操作できるため、機械が苦手な人でも扱いやすい。シンプルでありながらも洗練された、タイムレスなデザインも魅力。除湿量を確認できる水位窓も特徴だ。キャスターや取っ手、ルーバーなども備えている。
10.【インテリアに調和するミニマムデザイン】AND・DECO 16畳対応 コンプレッサー式 除湿機

参考価格:12,999円/photo by 楽天市場
おしゃれなデザイン家電を提案する「AND・DECO」の除湿機。無駄のないデザインで、コンパクト。場所を選ばず、さまざまな暮らしにフィットする。タンク部分には水位窓があり、タンクを開けなくても水位を確認できる。スマートな操作を叶える、デジタルパネルも魅力だ。
パナソニック製のコンプレッサーを採用しており、性能にもこだわった。1日の除湿量は約6.5L。室温上昇を抑えるため、夏場でも快適だ。省エネにも長けており、電気代を抑えたい人にも向いている。
「パワフル除湿モード」は、衣類乾燥におすすめ。フラップの開け方を調節できるため、洗濯物に直接風を当てられる。
11.【限られたスペースの除湿にも】レコルト 部屋干し除湿器 RDH-1

参考価格:29,700円/photo by 楽天市場
幅約25.5×奥行22×高さ49cmのコンパクト設計で、脱衣所や玄関にも置きやすい除湿機。キャスターが付いているため、移動も簡単。小さいながら、除湿能力約7L/日のパワフルさを実現している。
洗濯物を素早く乾燥させる「Dry」モードを搭載しており、雨の日の部屋干しにもおすすめ。前後90°に風向きを変えられる大型ルーバーにより、効率的な乾燥をサポートする。
持ち運びやすさを考慮した約2Lのタンクには、水がこぼれないようにタンクカバーを付属。ホースをつなげば、連続排水も可能だ。
12.【使い心地を追求したデザイン】cado 除湿機 ROOT 7200 DH-C7200

参考価格:54,450円〜/photo by 楽天市場
スタイリッシュな佇まいの除湿機。アルミハンドルや360°回転キャスターを備えており、家中を楽々移動できる。リビングでは除湿や除菌消臭、脱衣所では衣類乾燥という風に、シチュエーションに合わせて使いわけられる。アイコン表示のパネルは、生活感を一切感じさせず、どんなインテリアにもすっと馴染んでくれるだろう。
除湿能力は最大7.5L/日。コンクリート住宅の場合19畳に対応しており、リビングスペースにも十分設置できる。3.5Lのタンクによって、約12時間の連続除湿を実現している点もポイントだ。直接排水も可能。
13.【4WAYタイプ】LIV-ALL DESIGN 除湿機 NL-JSK10

参考価格:16,800円/photo by 楽天市場
モダンなディスプレイを備えた、おしゃれな除湿機。除湿だけでなく、空気清浄、空気清浄除湿、衣類乾燥も叶える4WAYタイプで、幅広いシーンで活躍する。年中フル稼働してくれるに違いない。
除湿モードは「通常乾燥」「ドライ乾燥」「スーパードライ乾燥」の3種類。スーパードライ乾燥は、湿度20%前後に至るまで除湿するため、洗濯物を素早く乾かしたい時におすすめだ。24時間タイマーやお休みモード、チャイルドロックなどの機能も充実。
冬の使用にもおすすめ「デシカント方式」
14.【物干しラックの下に置ける】シャープ 衣類乾燥除湿機 CV-S60

参考価格:23,100円〜/photo by 楽天市場
シャープ製のデシカント方式の衣類乾燥除湿機。内部の乾燥剤やヒーターを横向きに配置する工夫により、高さを抑えた設計を実現している。高さは約32cmで、物干しラックの下にも設置可能。360°全周吹き出しの構造により、衣類の真下からダイレクトに風を届けられる。
除湿能力は50Hzで5.4L/日、60Hzで5.6L/日。低温の影響を受けにくいデシカント方式のため、冬の部屋干しにも心強い。「プラズマクラスター7000」を搭載しており、生乾き臭を抑えられる点もポイント。「自動運転モード」「オートオフ機能」など、使い勝手の良い機能も満載だ。
15.【寒い季節もパワフル稼働】パナソニック デシカント方式 衣類乾燥除湿機 F-YZX60B

参考価格:29,120円/photo by 楽天市場
冬にも強いデシカント方式を採用した、パナソニックの衣類乾燥除湿機。温度の影響を受けにくいため、寒い時期にも十分な除湿が可能。季節に関わらず、定格除湿能力5.6L/日の安定した稼働を期待する人におすすめだ。冬の結露対策、浴室乾燥にも活躍してくれる。
幅約110cmのワイド送風に対応しており、洗濯物の量が多い家庭にもぴったり。乾燥完了を見極めて停止する「カラッとセンサー」を搭載しているため、無駄な運転による電気代を抑えられる点もポイントだ。
ブランド独自の空気清浄技術「ナノイー」を搭載している点も魅力。衣類を除菌し、不快な臭いを抑えてくれる。
16.【サーキュレーター単独運転も可能】アイリスオーヤマ サーキュレーター衣類乾燥除湿機 デシカント式 IJDC-P60

参考価格:17,800円〜/photo by 楽天市場
衣類乾燥、換気送風、除湿の1台3役を叶えるサーキュレーター衣類乾燥除湿機。サーキュレーターの首振り角度を選択できるため、大量の衣類を満遍なく乾かしたい時にも、翌日必要な衣類をピンポイントで乾かしたい時にも活躍する。静音設計で、夜の部屋干しにもおすすめだ。
サーキュレーターは単独運転も可能。部屋の空気を循環させたい時にもぴったりだ。デシカント方式のため、冬にもしっかり稼働する。定格除湿能力は、5.8L/日。
17.【4人家族におすすめの大容量モデル】アイリスオーヤマ サーキュレーター衣類乾燥除湿機 KIJDC-K80

参考価格:29,800円/photo by 楽天市場
上で紹介した除湿機と同じような形状で、除湿能力をさらにパワーアップさせたモデル。除湿能力は8L/日で、適応畳数は20畳とかなり広々。スピード部屋干しに対応しており、試験条件下で約72分での乾燥を実現している。洗濯物が多い4人家族にもおすすめだ。
18.【メンテナンスしやすいスマートなデザイン】シロカ 衣類乾燥除湿機 SDD-7D151

参考価格:29,700円/photo by 楽天市場
凹凸の少ない、スタイリッシュなデザインの衣類乾燥除湿機。インテリア性の高さと拭きやすさを兼ね備えた佇まいで、さまざまな空間にすんなり馴染む。着脱しやすく、水洗いできるフィルターや連続排水対応など、メンテナンスのしやすさにこだわっている。
デシカント方式を採用しており、寒い冬の除湿にも活躍。除湿能力は7.6L/日で、気温が低くても安定感のある稼働を発揮する。衣類乾燥だけでなく、結露対策にもおすすめだ。
19.【ボタンひとつで24時間365日快適】ダイキン 住まい向け除湿乾燥機 カライエ JKT10VS-W

参考価格:64,800円〜/photo by 楽天市場
一般的な衣類乾燥除湿機とは異なり、エアコンのように壁に取り付けるタイプの除湿機。デシカント方式を採用しており、吸着された湿気は気体のまま屋外に排出される。水捨て作業なしで、使い続けられる。
湿度が60%を超えると運転し、適湿になると自動でオフする自動運転を搭載しており、経済的に、快適空間を叶える。4つのモードで、使用シーンに合わせた運転も可能だ。
本製品には、いわゆる衣類乾燥の機能はないが、湿気対策を得意とする。部屋干しの悩みの解消もサポートしてくれるだろう。
パワフルな除湿力が魅力「ハイブリッド方式」
20.【スピーディな乾燥を実現】シャープ 衣類乾燥除湿機 CV-SH150

参考価格:42,800円/photo by 楽天市場
夏に強いコンプレッサー方式と冬に強いデシカント方式を組み合わせた、ハイブリッド方式の衣類乾燥除湿機。2つの方式を自動で制御し、年間を通して活躍する。最大除湿能力15L/日、定格除湿能力13L/日のパワフルな除湿力も魅力だ。
スピーディな乾燥を叶えている点もポイント。広角ワイドルーバーによって、4種類のスイングで衣類に風を届ける。約2kgの洗濯物であれば、梅雨時に約57分で乾燥すると謳われている。
また、独自の空気清浄技術「プラズマクラスター25000」を搭載しており、生乾き臭だけでなく、付着菌や付着ウイルスの作用も抑制。生乾きを徹底対策する「臭い戻り対策モード」、乾燥状態に合わせて運転する「エコ自動モード」、12時間で運転停止する「オートオフ機能」など、機能が充実しているハイスペックモデルだ。
21.【2024年度省エネ大賞受賞】パナソニック エコ・ハイブリッド方式 衣類乾燥除湿機 F-YEX120B

参考価格:69,935円/photo by 楽天市場
一般的なハイブリッド方式とは異なり、2つの冷却機構で除湿する独自の「エコ・ハイブリッド方式」を採用した衣類乾燥除湿機。従来品と比較して、消費電力を約69%削減することに成功した。2024年度には、製品・ビジネスモデル部門において、省エネ大賞の資源エネルギー長官賞を受賞しており、省エネ性能を重視する人におすすめだ。
ツインルーバーを搭載している点もポイント。2つのルーバーが異なるスピードでスイングし、洗濯物の隙間にまでくまなく風を当てる。送風幅約165cmを誇り、大量の洗濯物を一度に乾かしたい場合にも心強い。
定格除湿能力は12.5L/日と、かなりパワフル。ハイグレードの「ナノイーX(48兆)」を搭載しており、部屋干し臭の原因菌にまでアプローチする点も魅力。洗濯物に残った界面活性剤成分の抑制も期待できる。
22.【大量の洗濯物をスピード乾燥】パナソニック 衣類乾燥除湿機 F-YHX200B

参考価格:110,898円/photo by 楽天市場
コンプレッサーとヒーターを搭載したハイブリッド方式の衣類乾燥除湿機。幅約165cmのワイド送風のほか、ツインルーバーにも対応。2つのルーバーが上下左右自動でスイングし、大量の洗濯物をカラッと乾かす。定格除湿能力約17L/日を実現しており、1回で4.5人分を乾かせると謳われているパワフルモデルだ。
乾き具合を見極め、自動で停止する「カラッとセンサー」、衣類への湿気戻りを防ぐ「カラッとキープモード」もポイント。さらに「ナノイーX(48兆)」搭載で、臭いや菌を抑制。日本アトピー協会推薦品に認定されている。
23.【シックインテリアに馴染みやすいグレーカラー】アイリスオーヤマ 衣類乾燥除湿機 ハイブリッド式 IJH-L160-H

参考価格:49,800円/photo by 楽天市場
夏向きのコンプレッサー方式と冬向きのデシカント方式を自動で調整する、ハイブリッド方式の衣類乾燥除湿機。温度や湿度に合わせて、効率良く切り替えてくれるため、年間を通してパワフルな力を発揮する。最大除湿量は16L/日、約2kgの衣類乾燥時間は55分と謳われている。
少量の衣類を素早く乾かすことも得意としており、給食着1枚は約11分、体操服上下一組は約20分で乾燥が完了する。急な洗濯物が発生しがちな、子育て世帯にもおすすめだ。
インテリアに馴染みやすいシンプルなデザインで、カラーはグレー。高級感のあるインテリアとの相性が抜群だ。
限られたスペースにも置きやすい「ペルチェ方式」
24.【嬉しいライト機能つき】オーム電機 コンパクト除湿機 ペルチェ式 DH-100-W 08-3317

参考価格:6,980円/photo by 楽天市場
かわいらしい佇まいの除湿機。幅152×奥行105×高さ249mmと、かなりコンパクト。重量は約1.2kgで、移動の際の負担になりにくい。衣類乾燥とまではいかないが、押し入れなどの限られたスペースの湿気対策に活躍する。
ライトボタンを押すと、水タンク内のライトが光る仕様。クローゼットやシューズクロークのなかで、ちょっとした灯りが欲しいときに便利な機能だ。
24.【カビ対策にぴったり】dretec コンパクト除湿機 ロワン JY-102

参考価格:5,988円/photo by 楽天市場
洗面所やクローゼットにも置きやすい小型の除湿機。電源ボタンに触れるだけで使用できる、シンプルな操作性。タンクが満水になると、LEDライトで教えてくれる。
ペルチェ方式で、他のタイプと比較すると除湿能力が高くないが、その分省スペースで、限られたスペースのカビ対策を得意とする。運転音が小さいため、寝室の湿気対策にもおすすめ。
除湿機の選び方

ここからは、除湿機を選ぶ際のポイントを解説する。ライフスタイルや使用シーンを考慮して、自分にぴったりのモデルを見つけてほしい。
除湿方式で選ぶ
まずは、除湿方式に注目しよう。除湿機のタイプは大きくわけて4種類。以下で、それぞれの特徴を解説する。
●コンプレッサー方式
エアコンのドライ機能と同様の仕組みによって除湿する。ヒーターを使用せず、内部に搭載したコンプレッサーで空気を冷やして除湿するため、除湿時に室温を上げない点がポイント。除湿機の主流であり、特に夏場におすすめだ。
パワフルな除湿力を期待できるうえに、電気代を抑えやすい点も魅力。
●デシカント方式
乾燥剤とヒーターによって除湿する。ヒーターを搭載している分、室温が上がりがち。冬の衣類乾燥や結露対策におすすめ。比較的コンパクトなモデルが多い。
●ハイブリッド方式
コンプレッサー方式とデシカント方式を両方搭載したタイプ。空間に応じて適した除湿方式に切り替えられるため、年中を通して活躍する。ハイエンドモデルに多く、本体価格は高額になりがち。また、消費電力も多い傾向にある。
●ペルチェ方式
空気を冷却して除湿する。小型モデルが多く、衣類乾燥というよりは、限られた空間の除湿に適している。価格は手頃。また、選択肢は多くない。
除湿能力で選ぶ
除湿機を選ぶ際の重要なポイントが除湿能力だ。特に衣類乾燥力を重視する場合、除湿能力が高いモデルを選びたい。大量の衣類の乾燥や生乾き臭対策にもぴったりだ。
除湿能力の見極めは、「定格除湿能力」の数値をチェックすることがおすすめ。定格除湿能力とは、室温27℃(※デシカントは20℃)・湿度60%で運転した場合の1日あたりの除湿量をL(リットル)で表した数値。ほか、「除湿可能面積」や「適用畳数」も、ひとつの目安となる。木造・鉄筋の住居タイプによって異なるため、自宅のタイプに合わせて確認しよう。
また、ルーバーやサーキュレーターが付いているモデルは、より効率的に除湿が可能。広範囲の除湿にも適している。
機能で選ぶ
必須とはいえないが、プラスの機能があると、より快適。さまざまな機能を搭載したハイスペックモデルもあるため、必要に応じてチェックしよう。
●消臭機能
生乾き対策を重視する場合におすすめ。パナソニックの「ナノイー」や、シャープの「プラズマクラスター」に代表されるが、ほかにも、ブランド独自の工夫によって消臭を実現しているモデルもある。
●空気清浄機能
空気の汚れをきれいにしてくれる。湿気だけでなく、微粒子汚れやウイルスの対策にもおすすめ。
●内部乾燥機能
本体内部の湿気を乾燥させ、カビの発生を防ぐ。除湿機を使わない期間が発生する場合に便利。
●静音モード
寝室に設置する場合は、運転音が小さなモデルがおすすめ。静音モードやおやすみモードを搭載したモデルも存在する。また、タイマー機能があるとより便利。
利便性で選ぶ
除湿機は、タンクやフィルターなどの定期的なメンテナンスが付きもの。できるだけ、簡単に手入れできるモデルがおすすめだ。
例えば、キャスター付きのモデルは、移動や掃除を楽にしてくれる。コンパクトサイズの製品は、省スペースで済むうえに、動かす際のハードルが低い。
また、排水の観点では、大容量タンクを搭載しているモデルは、面倒な水捨ての回数を減らせる。ホースから直接水を捨てられる連続排水に対応したモデルはさらに便利。水捨て不要のため、24時間運転したい人にもぴったりだ。
衣類乾燥に対応した除湿機は部屋干しのハードルを下げる!
ライフスタイルに合ったモデルを選ぼう
ジメジメした梅雨の時期や気温が低い冬の時期は、部屋干しのハードルが上がりがち。「せっかく洗濯したのに、生乾き臭が残ってしまい、着たい服を諦めた」なんて苦い経験がある人も少なくないだろう。
衣類乾燥に対応した除湿機は、洗濯した服の乾燥をサポートする。湿気の多い不快な空気をカラッと整えてくれる点もメリットだ。導入の際は、除湿方式やプラスの機能をチェックして、ライフスタイルに合ったモノを選んでほしい。