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【2024年】おすすめの4Kビデオカメラ人気商品14選
2024.08.28
子供の成長や家族行事など、かけがえのない時間を記録するのに役立つビデオカメラ。多くのメーカーが製品を展開しており、最近は高画質で撮影できる4Kビデオカメラの人気が高い。機能が充実した物が多く、大切な思い出をより美しく残しておける時代になってきた。
4Kビデオカメラは製品によって機能や価格が大きく異なるため、自分に合ったアイテムを見極めることが大切だ。そこで今回は、選び方とともにおすすめの製品を14種類紹介する。購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてほしい。
Top Image by Danny Feng on Unsplash
4Kビデオカメラの魅力
スマホの撮影性能が上がってきていることもあり、日常の動画をスマホで撮影している人も多いだろう。しかし、思い出をしっかり残したい派にとって、ズーム性能や画素数の観点からも、ビデオカメラは必須といえる。
なかでも、4Kビデオカメラの動画の鮮明さは一目瞭然。従来のフルHDの画素数が1920×1080ピクセルなのに対し、4Kの場合は3840×2160ピクセル。約4倍もの差があるのだ。よりリアルで、美しい動画の撮影がかなうだろう。
大画面に投影した際の鮮やかさも魅力の一つ。被写体の表情をしっかりと確認しやすいため、当時の心の動きまで思い出として取っておける。
また、4Kビデオカメラは、映像を静止画として保存する場合のクオリティも高い。写真では撮り逃してしまいそうな一瞬をベストな状態で残しやすいのもメリットといえる。
手軽に撮影したい場合はスマホ、大切なイベントは4Kビデオカメラなど、シーンに応じて撮影機器を使い分けるのがおすすめだ。
4Kビデオカメラを選ぶ際のチェックポイント
4Kビデオカメラは、製品によってタイプやスペックがさまざま。目的や使用シーンに合わせて選ぶことが大切だ。以下では、選ぶ際に必ずチェックしておきたいポイントを紹介する。
タイプ
4Kビデオカメラには、「ハンディタイプ」と「アクションカメラ」の2種類がある。
・ハンディタイプ
ハンディタイプは、いわゆるビデオカメラのオーソドックスな形状で、片手で持てる物が多い。手持ちで撮影したり、三脚にセットしたりと、幅広いシーンで活躍する。
・アクションカメラ
アクションカメラは、小型でコンパクト。アクセサリーを用いて体に装着できるタイプや自転車に取りつけられるアイテムも。アウトドアシーンでの使用が想定されているため、耐久性が高く、防水性や耐衝撃性のチェックも欠かせない。
ズーム性能
離れた場所から被写体を捉えたい場合は、ズーム性能が非常に重要なポイントだ。運動会や発表会など、撮影場所が限られているシーンでの使用には必須の機能のひとつ。細やかな表情を捉えたい場合は、ズーム倍率が20倍以上の物を選びたい。
ズーム機能は、大きく分けると「光学ズーム」と「デジタルズーム」の2種類がある。シャープさを求めるなら、光学ズームがおすすめだ。
手ブレ補正
クオリティの高い動画を撮りたい場合は、手ブレ補正機能が欠かせない。ビデオカメラを固定できないシーンでもブレの少ない安定感のある撮影ができるだろう。
「光学式」は、光の屈折によって、リアルタイムでブレを調整する。高精度な補正が可能だ。「電子式」は、記録後に画素をずらすことで補正処理を施してくれる。両者を組み合わせたハイブリッド式もあり、メーカーによって精度に差が出やすい部分だ。
連続撮影時間
4Kビデオカメラは、一般的にバッテリーの消費が早い傾向にある。試合や発表会など、長時間に及ぶ撮影を行いたい場合は、連続撮影時間が長いタイプを選びたい。場合によっては、予備バッテリーの用意も検討しよう。
保存容量
データの保存容量は必ず確認しておきたいポイントだ。4Kビデオカメラは、データ容量が大きくなるため、内蔵メモリやSDカードの容量により、記録できる量が異なる。事前にチェックしておこう。
重量
本体の重量は使いやすさに大きな影響を与える。軽量な4Kビデオカメラは、長時間の撮影においても腕の負担を軽減できる。コンパクトタイプは、かさばりにくく、持ち運びしやすい。スペックだけにとらわれず、使い勝手の良さも考慮して選びたい。
4Kビデオカメラのおすすめ14選
幅広いシーンに適した人気製品からアウトドア向きのアイテムまで、14種類をセレクトして紹介する。1万円以下から50万円以上まで、価格帯もさまざまに用意した。
Panasonic デジタル4Kビデオカメラ HC-VX2MS
パナソニック独自のズーム機能が搭載されており、遠くの被写体をハイズームで美しく撮影できる4Kビデオカメラ。光学ズームは24倍。さまざまな方向の手ブレを検出し、補正する「5軸ハイブリッド手ブレ補正」が採用されている。運動会や試合など、三脚が使えないシーンでの撮影でも被写体をキレイに捉えられる。思い出を美しく残しておきたい人におすすめだ。
広角25mmレンズが搭載されているのもポイント。撮影距離が限られていても、広範囲を撮影できる。高性能マイクが搭載されており、低音から高音まで広い音域において高音質を実現しているのも魅力。
Panasonic デジタル4K HC-VX992MS
軽量であり、コンパクトな4Kビデオカメラ。軽さにこだわってつくられており、本体の重さはバッテリー抜きで約355g。片手でも持ちやすく、腕の負担を軽減しながら撮影しやすい。旅行のお供やVlogの撮影にもおすすめだ。
20倍の光学ズームで、遠くの被写体を捉えやすいのも魅力。手ブレや傾きは自動で補正してくれるため、クオリティの高い動画を手軽に撮影できる。
SONY デジタル4Kビデオカメラレコーダー FDR-AX45A
さまざまなシチュエーションで安定した動画を撮影できる4Kビデオカメラ。「空間光学手ブレ補正」が搭載されており、ズームや動きながらの撮影にもしっかり対応。子供やペットなど、動き回る被写体の撮影にも適している。最大26.8mmの広角撮影が可能なため、参観日や発表会などの室内撮影にもおすすめだ。
撮影後に映像を思う存分楽しめるのも嬉しいポイントだ。4Kテレビはもちろん、フルHDテレビで再生しても高精細でリアルな映像に。再生時にタッチパネルで選択すれば、拡大再生も楽しめる。
SONY プロフェッショナルカムコーダー FX3
何十年にも渡り多くのプロを虜にする、ソニーの「Cinema Line」の4Kビデオカメラ。「FX3」は、同シリーズのなかで最小・最軽量のモデル。確かな品質と優れた操作性がクリエイター達から高く評価されている。
シネマのような映像表現から動きの多いスポーツシーンの記録まで、さまざまなシチュエーションにおすすめ。多彩な撮影スタイルを実現しているのもポイントだ。手持ちはもちろん、ドローンを使っての撮影にも向いている。レンズは別売り。
Canon 業務用デジタルビデオカメラ XF605
本格的な佇まいが目を引く、業務用の4Kビデオカメラ。高画質、高性能はもちろん、撮影のしやすさも兼ね備えた高スペックモデル。瞳検出や頭部検知をはじめとする人物認識機能がついており、動きの激しいシーンでも、被写体にピントを合わせ続けられる。
優れた機動力はそのままに、軽量化や省電力化を実現しているのも特長だ。
KEIYO 光学ズーム4Kビデオカメラ AN-S101
バッテリー込みで約330gを実現している、小型の4Kビデオカメラ。サイズは最長約13cmで、カバンのなかにもすっきり収めやすい大きさだ。ハンドグリップがついており、片手での操作も楽に行える。
12倍の光学ズームやオートフォーカス機能がついているため、アップで被写体を美しく捉えやすい。付属のリモコンを使えば遠隔操作が可能となっており、ローポジションでの撮影や自撮りを手軽にできる。軽さと操作性の良さを両方重視したい人におすすめだ。
KENKO ビデオカメラ KC-Z4K10
初心者にも使いやすい、シンプルな4Kビデオカメラ。液晶モニターはタッチパネル式で、操作が簡単。タイムラプスやスローモーション撮影、静止画など、さまざまな撮影を手軽に行える。
テレビに接続するためのHDMIケーブルや、USBケーブル、外付けマイクなどが付属して、手頃な価格なのが嬉しい。さらに、充電池を含めても約312gと軽量。何気ない日常の撮影にも重宝しそう。
ビデオカメラ 4K
リーズナブルながら、高機能の4Kビデオカメラ。高感度CMOSセンサーのほか、暗闇での撮影がしやすい赤外線暗視LEDや18倍デジタルズームなどが搭載されている。初心者でも美しい映像を撮影できる。
270度回転自撮りや記録一時停止などの機能も充実。カメラバッグやケーブル類、64GB SDカードなどが付属している。
Insta360 ONE RS
撮影シーンによってレンズを交換することで、より多彩な表現を叶えるアクションカメラ。360度レンズは、5.7K360度撮影が可能。4Kブーストレンズは、動きのあるアクションスポーツの撮影に適している。
優れた手ブレ補正や、カメラを傾けても角度を調節してくれる「360度水平維持」などの機能により、テクニックレスでもクオリティの高い映像を実現できる。5m防水、かつ頑丈な設計で、アウトドアシーンでの撮影におすすめだ。
GoPro HERO12 CHDHX-121-FW
「GoPro史上最高のアクションカメラ」と謳われている、ハイスペックなアクションカメラ。5.3K解像度を実現しているHDRビデオや、激しい揺れを滑らかに整える「HyperSmooth 6.0ビデオブレ補正」などをはじめとする多様な機能により、美しくダイナミックな撮影を可能にしている。
防水性や耐久性に定評のあるGoProならではのタフさもポイント。レンズには撥水カバーが付いており、水深10mまでクリアに撮影できる。ダイビングやシュノーケリングにもおすすめ。
DJI Osmo Pocket 3 Creator Combo
家庭用ドローンのパイオニアとして世界的なシェアを誇る「DJI」のベストセラーのアクションカメラ。1インチセンサーが搭載されており、優れた光学性能を実現している。低照度でも鮮明な映像を撮影できる。
手軽に映画のような映像が撮れる「Active Track 6.0」のほか、最大10億種類の色を記録する「10-bit D-Log M」や、肌に透明感をプラスする「美顔効果2.0」など、映像撮影が楽しくなる機能が満載。急速充電に対応しており、32分の充電で4K動画を最大116分撮影できる。長時間の撮影におすすめ。
DJI OSMO ACTION 4 スタンダードコンボ
過酷な環境下でも心強いアクションカメラ。マイナス20度の寒さでも、最大150分まで撮影ができる耐寒性を備えている。また、防水ケースがなくても水深18m、防水ケースを使えば水深60mまでという驚異の防水性をもつ。カメラが傾いても水平の状態を維持する機能もあり、多様なアクティビティシーンの撮影に重宝する。
日の出から夜間に至るまで、どんな時間でも鮮やかに捉えられる。カラーパフォーマンスの高さも人気の理由だ。
NAGAOKA WiFi機能搭載 高画質4K Ultra HD アクションカメラ M1034K
手頃な価格のアクションカメラ。Wi-Fi機能が搭載されており、専用アプリにデータを転送することで、閲覧やダウンロードができて便利。シンプルで、使い勝手に優れたアイテムだ。
画質は4K Ultra HDに対応。広画角170度であり、高画質かつ、ダイナミックな撮影が可能。連続撮影時間は約90分と、普段使いには十分だ。
パソコンに繋げば、ウェブカメラとしても使用できる。防水ケースやバイク装着用のアダプター、クリップなど、付属品が充実しており、マルチに活躍してくれるだろう。
AKASO EK7000 4Kアクションカメラ
水中カメラとしてもおすすめの、コスパ抜群のアクションカメラ。防水ケースを装着することで、水深30mまでの撮影が可能。高品質レンズが採用されており、クリアで美しい映像を撮影できる。
付属品が豊富で、幅広いシーンに対応できるのも嬉しいポイントだ。バッテリーが2つ付属しており、合計で約180分の使用が可能に。替えのバッテリーとして持ち歩いておけば、長時間に及ぶ撮影でも安心して使える。Wi-Fi機能搭載で、動画を簡単にシェアできて利便性が高い。
4Kビデオカメラで思い出をより鮮やかに
スマホの性能が上がり、動画撮影が身近になった昨今、何気ない日常を誰もが手軽に残せるようになった。だからこそ、大事なイベントや忘れたくない体験は、特別な思い出として4Kビデオカメラで撮ってみてはいかがだろうか。
美しく撮れた映像は、自ずと見返す機会も増えるだろう。そしてその度にパワーをもらえるに違いない。4Kビデオカメラの最大の魅力は「高画質」かもしれないが、そこに留まらないメリットがあるはずだ。