
今やゴルファーの常識となりつつある「リシャフト」。ゴルフクラブのシャフトを自分に合ったものに付け替えることで、飛距離アップや方向性の安定が期待できるのが魅力だ。TeeOlive(ティーオリーヴ)は四半世紀以上前にリシャフトに着目し、専門店として創業。丁寧かつスピーディな仕事でプロ・アマ問わず信頼される同店のこだわりに迫った。
TeeOliveは2001年に兵庫県神戸市で創業。2022年に西宮市にあった店舗を芦屋市に移転し、現在は神戸伊川谷本店、芦屋店、樫山店、彦根店に加え、中古ゴルフショップである「ゴルフキッズ大蔵谷店」を運営している。
「中古ゴルフクラブ店を経営していた父が、アメリカのトッププロの間で主流になりつつあったリシャフトを知り、日本でも流行するはずだと専門店をオープンしました。当時は一部のプロや上級者以外には“リシャフト”という言葉すら浸透しておらず、専門店としては老舗といっても過言ではないと思います」
そう話すのは、2025年に新社長に就任した吉田 航氏だ。
TeeOliveの最大の魅力は、リシャフトを担うクラフトマンの技術力の高さにある。国内外の多くのメーカーのヘッドとシャフトを取り扱うため、作業数と経験値が膨大。この積み重ねがあるからこそ、さまざまな組み合わせや要望にも対応でき、最適な仕上がりをスピーディーに導き出すことができる。
リシャフトは、現状のスペックを計測した後、ヘッドから慎重にシャフトを抜き取ることから始まる。シャフトを装着する際は、ヘッドの持つ角度や重心をずらさないことが求められる。ゴルフクラブのバランスは、クラブ長のミリ単位の違いで変化する敏感な数字。グリップの装着に関しては、見え方や太さの要望にも細かく対応する。
通販では注文客の顔を見ながら作業することはできないが、クオリティを落すことはできない。
「同じモデルのアイアンセットであっても、番手ごとにヘッドの形状や重量は異なります。お客様の要望もさまざまなので、一本ずつ最適な状態に仕上げ、最高の状態でお届けすることを心がけています」
多くの行程と精密な作業を経てようやく完成する理想の一本。クラフトマンの技術と作業へのこだわりなくして、クラブの本来のポテンシャルを引き出すことはできない。
クラフトマンの技術に加え、TeeOliveは圧倒的な品揃えも誇る。大手メーカーの商品や希少なモデルまで、新旧問わず豊富な在庫を確保。そのため、あらゆるオーダーにスピーディーに対応、つまり「早い」を実現する準備ができている。
店内には弾道測定器を備えた試打室があり、自分にフィットするセッティングを相談し、試すことができるのも魅力。店頭に行けば手持ちクラブの長さやバランス、打点のバラつき、飛距離不足、方向性の改善といった数々の悩みの解決に向けて提案してくれる。
「リシャフト注文後は、オーダーシートの内容を電話で確認します。また、当社のクラフトマンは、元ドラコンプロや元研修生など競技ゴルフ経験者、アベレージプレイヤー、レフティプレイヤーなど、スキルや年齢層においてバラエティ豊かです。お客様一人ひとりのレベルや悩みに、親身に対応することができます」
近年はメーカーとのコラボ商品の開発にも力を入れている。その一つがゴルフ用グローブの「なので」だ。素材であるナノフロントの「ナノ」と、「ナノフロントを使ったグローブなので」からこの商品名にしたという。優れたフィット感と、縫い目が指に当たらない工夫や、雨天でも滑りにくく、すぐ乾く機能性が魅力だ。ゴルフが大好きなスタッフが実際のラウンドで感じた悩みや、顧客との会話の中で生まれたアイデアを凝縮した自信作となっている。


縫製に試行錯誤を繰り返した、オリジナルのグローブ「なので」。フィット感が高く、素肌感覚なのにしっかりとグリップできるため、幅広いゴルファーに好評。
「ゴルフのことで困ったら、Teeoliveに相談しようと思ってもらえる存在でありたい。それが、社内全体の共通認識です」
年齢を問わず、長く楽しめるのがゴルフというスポーツの醍醐味。一人ひとりの充実したゴルフライフにTeeOliveが寄り添い続けてくれる。

膨大なデータに基づくクラフトマンシップリシャフトの先駆者だから叶う理想の一本