2015年、日本マーケットの中心・銀座に旗艦店を構え、高級腕時計の販売をスタートさせた「銀座NJタイム」。銀座駅徒歩1分の好立地、豊富な品揃え、そして知識豊富なスタッフによる丁寧な接客を武器に「最良の提案ができ、信頼される時計専門店」を目指す「銀座NJタイム」に、そのこだわりを詳しく聞いた。
東京・御徒町に1995年に創業した、金・プラチナ・銀・パラジウム・ダイヤモンド・宝飾品、ブランド時計の総合商社、株式会社ネットジャパンが運営する、ブランド腕時計専門店「銀座NJタイム」。現在は、東京・銀座の本店と中野ブロードウェイ店、大阪・御堂筋店に実店舗を持つが、店舗よりひと足先にスタートしていたのがECサイトだ。
「時計専門店をスタートさせるべく準備をしていたのですが、まずはスタッフがそろったので、2015年初頭、先にECサイトをスタートさせました。銀座店は、同年7月にオープンしました」(桑原さん)
銀座本店には、定番人気のロレックス、オメガ、タグホーヤー、パテックフィリップ、オーデマピゲ、パネライといったハイブランド、中古品など常に約1000点の品ぞろえを誇っている。ECサイトには、店舗にはないメーカーの時計もあり、実店舗とECサイトは常に連携をとって販売を活性化させている。
「実店舗での新品と中古品の割合は、現在は7:3くらい。中古品を目当てで来店されたお客様でも、新品とそんなに値段が変わらない場合もありますし、逆に中古でお買い得なものをおすすめする場合もあります。いいものをお求めやすい値段で販売したい、常にその気持ちでやっていますので。あと、やはりECサイトで見た商品を、実際に見たいということでご来店されるお客様が多いですね。お電話で問い合わせをされてから、ご来店される方もいらっしゃいます」
銀座NJタイムのこだわりは「接客」。品ぞろえ、値段とともに、「他店に負けない」と胸を張る。
「スタッフ全員非常に仲がよく、チームワークよくやっていることが、お店の雰囲気をよくしているのではないかと思っています。接客については研修などがあるわけではないのですが、他のスタッフが接客しているのは聞いていますね。それが一番勉強になります」
接客の際、桑原さん最も気をつけていることは? と聞くと……。
「おひとりのお客様と長い時間をかけてお話しすることになるので、“気持ち”の距離が近くなる。そこが楽しいですね。でも購入を検討いただく商品は全て高価なものなので、口先でのせて購入していただくようなことはしたくない。お客様は時計に対して、何かしらの思いを持って来店されると思うんです。適度な距離を保ちつつ、その気持ちに寄り添ってお話するように心がけています。その日にお買い上げいただかなくても、また次にご来店いただければ……、と思っています」
携帯電話の普及で、腕時計に対する意識も変わってきていると言われる現代。しかし、大人男性を始め、ファッションの遊び心や、ビジネスマナーとしての時計の需要は変わらず高い。
「銀座NJタイムでは、気軽に入りやすい店舗を目指していますので、ぜひ一度手にとってみていただきたいですね。腕時計は、その方の目印にとなるもの。ご自身の節目の年に、記念に購入される方が多くので、“想い”がこもったものであると改めて感じています。僕も欲しい腕時計があるので、40歳での購入を目標に頑張って仕事をしていきたいと思っています(笑)」