21世紀の始まり、「美容液に色をつける」という発想から美容液ファンデーション「薬用クリアエステヴェール」を生み出した、マキアレイベル。時代や環境の変化に合わせて、変わっていく肌の悩み。数々の製品は、「お客様の声を第一」に、常に顧客に寄り添い続けながら、進化を遂げている。
美容液成分68種を凝縮、美容液成分62%※の、マキアレイベルのスタープロダクト「薬用クリアエステヴェール」。その始まりは2000年秋、コールセンターにかかってきた、1本の電話から。
「そのお客様は『家に帰ったら真っ先にファンデーションを落とす』とおっしゃったそうです。ファンデーションは肌に悪いけれど、外出するためには塗らなければならない。だから帰宅したら真っ先にファンデーションを落としている、というもの。女性を美しくする化粧品が、肌に悪いなんて皮肉な話です。そこで“スキンケアである美容液に色をつける”という発想でファンデーションをつくれば、女性が毎日を清々しく過ごせるのではないか?と考え、開発をスタートしたのが『クリアエステヴェールシリーズ』なんです」(林田小菜さん)
※美容液を構成する成分(精製水を含む)
しかし「美容液に色をつける」という処方のファンデーションは、製造が難しく当時の製造工場ではなかなか受けいれてはくれなかった。多くの製造工場に断られ、「これで最後」という思いで訪れた工場に、収集した「お客様の声」をまとめた資料を持参。「これほど多くの女性が求めているならば、チャレンジしてみよう」と工場長が承諾してくれ、やっとの思いで出来上がった商品だ。
「使用感としては、少量でとにかく伸びる。光の反射を利用したパウダーがくすみ、毛穴、シワをカバーして自然なツヤを与えます。極力肌に負担なく、自然な美しい肌に仕上がります」(林田さん)
肌に負担をかけたくないと思っている方にその魅力が広がり、2005年には美容液ファンデーションのパイオニアとしてその地位を確立。その後市場には「美容液ファンデーション」といわれるものが増えたが、以来、クリアエステヴェールシリーズ※1が「美容液ファンデーション通販市場売上1位※2」の座を、守り続けている。
※1 クリアエステヴェールシリーズとは、クリアエステヴェール・薬用クリアエステヴェールのことです。
※2 コラーゲン/コエンザイムQ10/ヒアルロン酸のいずれかの成分を配合かつ訴求し、本来のベースメイク機能に美容液効果を訴求したリキッド状またはクリーム状のファンデーションにおける2004年から2018年売上実績(TPCマーケティングリサーチ調べ)
コールセンターにかかってきた電話でのひとことから始まった、『薬用クリアエステヴェール』。マキアレイベルでは、顧客のリアルな声に耳を傾けることを何よりも大事にしている。
「新卒で入社すると、まず、マキアレイベルのコールセンターへ配属されます。私は入社して1年間、勤務していました。お客様と直接話ができるというのは、やはり何にも代えられない経験になりました」(林田さん)
「マキアレイベルのリピーターのお客様への販売促進を主に担当しているのが、福岡本社の部署。お客様の意見を直接聞きたいときは、販売促進担当社員もコールセンターに足を運んで、直接対応をしたりもします。お客様の意見を常に取り入れやすい環境が、弊社には整っていると思います」(小野洋子さん)
入社して6年間、コールセンターでの業務に携わったという小野さん。長く化粧品業界に携わる人間として、ここ最近女性のメイクへの関心に変化を感じている。
「ここ数年、基礎のお手入れを丁寧にされる女性が増えてきているように思います。特にこのコロナ禍で、自宅で自分の顔をじっくり鏡で見る機会が多くなって、きちんとしたスキンケアの必要性を感じる方も多いようです。肌が変われば人も気づいてくれる。それで、自信がついて、人生が楽しくなる。そういう方が増えていることを嬉しく思っています」(小野さん)
マキアレイベルで働く男性社員にも、自身のスキンケアに関心を持つ人が増えているそう。
「弊社の製品を使うようになって、妻に肌を褒められた、という男性社員も(笑)。肌を褒められて、仕事のモチベーションも高まったそうです」(林田さん)
「これからの時代、男性同士でもスキンケアの話題があがる日が来ると思います。男性も肌が変われば気持ちが変わるのは女性と同じ。年齢、性別を問わず、気持ちよく前向きになれるアイテムとして、マキアレイベルの製品を使っていただけるようになれば、と思っています」(小野さん)
マキアレイベルの肌理論は、肌本来(ホメオタシス)の力を高めること。創業当初から掲げる「肌は自ら生まれ変わる。肌が必要としていることを必要な分だけ与えればいい」という考えに基づき、無添加※にしている。
※合成香料・石油系鉱物油・タール系色素を無添加