匠のモノ語り
高品質にこだわる飯山工場・工場長の松本さん

「飯山TRUST」を指針に粛々と守り抜く“高品質”というこだわり

マウスコンピューターのBTOパソコン

ユーザーへ高品質なBTOパソコンをスピーディーに届けるため、マウスコンピューターは国内生産にこだわっている。製造拠点がある長野県飯山市にちなんだ「飯山TRUST」という言葉にモノづくりへの思いを込め、1台のパソコンをひとりのスタッフが責任をもって最初から最後まで組み立てる「セル方式」を導入。幾重にも張り巡らせた検査や試験で、高品質なパソコンが届くように日夜努力を積み重ねている。

マウスコンピューター

すべて手作業で組み立てる“工場らしくない工場”

長野県飯山市にあるマウスコンピューターの製造工場。ここでは、ハイクオリティなBTOパソコンをユーザーに提供するため、1台のパソコンをひとりのスタッフが責任をもって最初から最後まで組み立てる「セル方式」を導入している。
BTOパソコンは、部品の組み合わせが数万通りになるため、ライン生産方式が適さないことが理由のひとつ。セル方式の方が柔軟な生産体制を構築できるのだ。加えて、飯山工場では組み立て工程がすべて手作業。そのため、スタッフの製品への思い入れが格段に違う。ユーザーをイメージしながら思いを込めて組み立てられるため、流れ作業では味わえないやりがいがあるのだ。それはクオリティーの高い「飯山TRUST」を維持する原動力となり、“工場らしくない工場”と呼ばれる所以にもなっている。

飯山工場のパソコン組み立てスタッフや部品

部品の取り間違いを防止するデジタルピッキング

注文書をもとに、部品をピックアップするところから製造はスタートするが、BTOパソコンは、注文ごとに製品の内容が異なるため「部品の取り間違い」というリスクが大きい。マウスコンピューターではリスクを回避するために、デジタルピッキングを導入している。

飯山工場のデジタルピッキング

注文書に記載されているバーコードを読み取れば、必要な部品が収められている棚のランプが点灯。ピッキングを担当するスタッフは、棚のランプを消しながら部品を集めるだけで、確実に必要な部品だけを揃えられる。1ケースに集約された部品は、注文書と一緒に組み立て工程に回され、組み立てを担当するスタッフは、部品が入ったケースを作業スペースへ運んで組み立てるから、取り間違いが起こらない。

マウスコンピュータの女性社員の小林さんや、飯山工場・工場内風景

万が一を回避する
5重に張り巡らせたチェック体制

組み上がった製品は「組み立て検査」に回され、すべての製品を開けて不備がないかチェックする。組み立てスタッフは熟練した技術をもっているが、万が一の可能性を潰すための検査である。組み立て検査の通過をもって、組み立て工程が終了となる。

続く「機能検査」の工程では、OSやウィルスソフト、オフィスといったアプリケーションをインストールする。そしてこの工程では、USBやディスクなど、ハードウェアが正しく作動するかのチェックを行う。

ここまで進めば、完成はもうすぐそこだ。しかし、高品質を担保するためのチェックはまだ続く。次の工程は「負荷テスト」。テスト用のプログラムを3時間以上実行し、製品にあえて高い負荷を与えることで、さらに詳細なチェックを行う。負荷テストをクリアすると、ようやく製品は出荷可能となり、「外観検査」で最終チェックを済ませ梱包される。

PCに不具合がないか検証しているマウスコンピュターの社員

最後の関門は、製造部門とは独立した組織である「品質管理本部」。この部署で出荷前製品をランダムに抜き出してフルチェックするのだ。ここで製品に不備が見つかれば、出荷をストップし対応がとられる。製造とは別の部署がチェックすることで妥協を許さない品質管理が確立される。ランダムにチェックされるから、製造部門で働くスタッフは気が抜けない。

5重にも張り巡らせたチェック体制は、断固としてクオリティーの高い製品を送り出すんだという、マウスコンピューターのプライドそのもの。そして、それこそが「飯山TRUST」に込められているものだろう。

Three Focus Storys

  • 部品同士の相性をチェックして仕様書をつくる「開発部門」

    マウスコンピュータのPC組み立て風景

    BTOパソコンは部品の組み合わせが多く、部品同士の相性をチェックして「可否」を判定しなければ製品に使えない。マウスコンピューターでは、この相性チェックをするのは「開発部門」の仕事。開発部門は東京にあったが、2012年に生産拠点の飯山工場に移動した。

    開発部門が作成する仕様書がないと新しい部品の受け入れができないようになっている。しかし、部品は工場に一括して送られてくる。それを東京の開発部門に送って、結果を待っていれば時間のロスだ。生産と開発の部隊の物理的な距離を近づけることで、新しい部品のチェックと仕様書作成がスピーディーになった。

  • 高度なトレーサビリティを確保する“製品カルテ”

    マウスコンピューターの製品カルテ

    工場の入り口にあたる、部品の「受け入れ検査」。どこのパソコンメーカーでも部品の数や型番を管理しているが、マウスコンピューターは、さらにその上をいく。すべての部品に個別のシリアル番号を付けているのだ。シリアル管理を徹底することで、部品のピックアップ時の取り間違いを防止し、在庫数も的確に把握することができ、部品の欠品を防げる。

    どの製品にどの部品が使われたかを製品カルテとして可視化することで、部品に不良が見つかった際、同じ部品を使っているパソコンに対し迅速な対応が可能となるため、高度なトレーサビリティを確保できる。

  • 製品を送り出すまで手を抜かない徹底した工夫の数々

    PCを出荷直前のトラック

    いくつも種類がある梱包用の段ボール。製造データに記載されている番号の段ボールを使用すれば、誰でも簡単に梱包作業ができる。デジタルピッキングと並ぶ、同社の工夫だ。

    運送会社のトラックに積み込む直前に、シリアル番号と送り状のナンバーを管理システムに入力する。このデータは自動でお客様の下へ出庫情報としてメールで送られる。そして、データ入力でその日に出荷を予定している製品をカウントしている。予定の製品が集まらない限り出荷されず、送り忘れの防止となっている。足りない製品がどこにあるかは、管理システムをみればすぐにわかる。

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マウスコンピューターのBTOパソコン

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